通常、エンジンの音は一定のリズムを保っており、正常な状態だと気になる音は特にありません。では、異音がするというのはどのような時なのか。実は、その発生原因によって、異音の種類は様々です。以下、代表的な異音の種類です。
キュル キュル |
この音が聞こえる場合は、ベルト系の滑りや緩み、劣化などの問題が考えられます。 |
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キーキー | ブレーキを踏んだ際にキーキーという高い音がする場合は、ブレーキパッドがすり減ってきている可能性があります。 |
カリカリ | 金属音のようなカリカリ、カンカンというような異音がする場合は、冷却水不足によるオーバーヒートが原因の症状です。オーバーヒートが初期のうちはカリカリという異音がします。 |
ゴロゴロ | 重ためのゴロゴロするような異音が聞こえる場合は、エンジンオイルが不足している可能性が大きいです。 |
ゴーゴー | 特に足元の方からゴーゴーという異音が聞こえてきた場合は、動力伝達系が原因になっている可能性が大きいです。ギアやベアリングの摩擦や、破損などの可能性があります。 |
バラバラ | 普段よりも排気音が大きく響いている場合は、マフラーの破損や腐食の可能性があります。 |
このような異音がする場合は、一度整備工場で点検しましょう。
エンジンの基本として、以下の3つが重要な要素となっております。
混合気 | 燃料が適切に燃焼室に噴射されているか |
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点火 | 適切なタイミングで点火されているか |
圧縮 | 燃焼室の圧縮が保たれているか |
アクセルの反応が悪い時など、整備工場では問題がないか確認できますので、
一度点検に出すのも得策です。
エンジンから異臭がする場合、ガソリンの影響の可能性もあり、大きな問題につながる恐れもありますので、次のような匂いに気づいたらすぐに車を止め、相談のお電話をしましょう。
車のタイヤの溝は1.6mm以下になったとき、そのタイヤはスリップする恐れがありますので交換が必要になります。
また、バイクのタイヤは残りの溝の深さが0.8mmになります。
【道路運送車両法に定められている最低溝深さ】
バイク0.8mm 車1.6mm
法律上では上記の最低基準を下回らなければ大丈夫ですが、安全を考えると最低基準値の残り溝より前(車:2.0mm バイク:1.0mm)での交換をオススメしております。
タイヤの溝が最低基準以下の場合に運転を続けていますと道路交通違反にもなりえますので、気を付けましょう。また、タイヤ自体に消費期限もございます。メーカーが推奨している消費期限は4~5年となっており、溝に問題がなくてもある程度使用している場合は取り換えましょう。